犬山城に行ってみたいけど、あの急な階段…角度はどれくらい?と心配になりますよね。
この記事では、登るときの注意点や服装のことまでわかるので、不安がスッと安心に変わりますよ。だから読んでみようかな、と思ってもらえたら嬉しいです。
- 犬山城の階段の角度はどのくらい急なのか、実際の様子がわかる
- スカートや靴など服装選びで失敗しないための注意点がわかる
- 子供や高齢者でも犬山城の階段を登れるかどうかがわかる
- エレベーターやバリアフリーの有無など観光前に知りたい情報がわかる
犬山城の階段の角度の特徴と観光前に知っておきたい基本情報

犬山城の階段は急勾配で知られ、観光前に知っておくと安心できます。実際の角度や段数、安全な登り方を把握してから訪れるのがおすすめです。
- 犬山城の階段の角度は?
- スカートは危ない?
- 子供でも登れる?
- 何段ある?
- 天守閣に登れる?
- 安全な登り方
犬山城の階段の角度は?

犬山城の三階に上がる階段はとても急で、その角度は約50度とされています。この急な傾斜は、敵の侵入を妨げるために作られた防御の工夫だと考えられています。

写真のような紐もあり、ないところはみんな這っていくか、手すりにがっしりつかまっていました!!!
▼犬山城って何がすごい?について詳しくは以下の記事をご覧ください!
【準備中】
スカートは危ない?

犬山城の天守にある階段は、とても急で狭いため、スカートでの見学は特に注意が必要です。
夜道・階段の注意点
犬山城の内部には急な階段や低い梁(はり)が多く、スカートだとめくれたり動きにくかったりして危険です。特に女性の方は、事前に注意して服装を選ぶことが大切です。
- スカートは避けた方がよい
- 動きやすい服装が安心
スカートは危ない?
実際に「女性はスカートで来るのは避けた方がよい」と管理事務所でも注意喚起されています。
実際に訪れた人の声
「急な階段登ります。スカート危険。マキシでも危険。スカンツも危険」と、体験者も投稿しています 。
靴以外の服装も不向き
階段が急なうえに足元が滑りやすいこともあるため、スカートだけでなく着物などの動きにくい服装も避けるようおすすめされています。
子供でも登れる?
犬山城の天守閣の階段は、とても急で狭いため、小さなお子さん連れには登るのが簡単ではありません。しかし、ある程度歩ける子であれば、大人がしっかり見守るなら登ることは可能です。
実際に2歳と6歳のお子さんを連れて登った家庭では、「1時間もかからずに登ることができた」と報告されています。
一方で、「階段が急すぎて、小さな子供は抱っこしながらでないと厳しい」「小学生くらいなら自分で登れた」という声もあり、安全には十分配慮が必要です 。
また、乳児や幼児連れ、高齢者の方は特に注意が必要で、「無理をせず、抱っこやこまめな休憩をはさむのが大切」との指摘もあります。
何段ある?
犬山城の天守閣に続く階段の「段数」に関して、信頼できる公式資料や一次情報では明確な数字が確認できません。
現存天守の中では非常に急で狭い構造であることはよく知られていますが、例えば「四層分の階段」「最上階まで続く長い一直線階段」といった特徴的な構造に触れた記述はあるものの、具体的な段数は不明です。
天守閣に登れる?
犬山城の天守(てんしゅ)には実際に内部に入り、最上階まで登ることができます。靴を脱ぎ、急で狭い木造の階段を上りながら、当時の構造を体感しながら観光できる貴重な体験です。

また、最上階には観覧用のデッキがあり、360度の景色が楽しめるのも魅力です。
- 靴を脱いで見学
天守内部に入る際は、靴を脱ぎ、ビニール袋に入れて手に持って進む方式です。 - 急な木造階段を登る
階段は非常に急で狭く、まるではしごのような印象です。足腰に不安がある方は、無理せず慎重に進みましょう。 - 最上階は展望デッキ
登り切ると、木曽川や城下町を一望できる展望デッキがあり、見晴らしの良さは格別です。
安全な登り方
犬山城の天守閣には、とても急で狭い階段があります。安全に登るためのポイントをまとめました。
上りと下りで特に注意が必要です。下るときは、できるだけ後ろ向きに降りるのが安全だとされています。
手すりや梁への注意も忘れずに。木造で狭いため、手すりの高さが低い箇所や頭をぶつけそうな梁があります。体を低くし、ゆっくり進みましょう。
階段の段差は高く、角度も約50度と非常に急です。足元を確かめながら、落ち着いて一歩ずつ登ることが大切です。
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犬山城の階段の角度とエレベーター・バリアフリー環境の実情
犬山城は歴史的価値を守るため、近代的な改修は限定的です。エレベーターやバリアフリー環境の有無を理解して訪れることが大切です。
- エレベーターはある?車椅子でも大丈夫?
- バリアフリー?
- ロープウェイはある?
- 城の階段角度ランキング
- お城の階段はなぜ急勾配なのか?
- 実際に上った感想
- よくある質問
エレベーターはある?車椅子でも大丈夫?
犬山城の天守内部には エレベーターはありません。また、階段と急な勾配のため、車椅子での自力観覧は難しいです。
- エレベーターはなし
犬山城は国宝に指定された歴史建造物のため、内部にはエレベーターやエスカレーターなどの昇降設備が設けられていません。 - 車椅子での天守内部への自走は不可
天守へは階段のみでアクセスするしかなく、車椅子での移動は困難です。付添人がいても安全性の問題から天守内部への見学は難しいとのことです。 - 城の外観付近の車椅子利用は可能
城の外周や麓の施設では、スロープや整備された路面があり、車椅子での散策も可能ですが、天守内部までは到達できません。
バリアフリー?
犬山城は歴史ある建物のため、天守内部はバリアフリー対応が限られていますが、駐車場やトイレなど、一部の設備は配慮されています。
主なバリアフリー設備・対応
- 車いす貸出あり:城では1台のみ車いすの貸し出しがあり、無料で利用できます。
- 多目的トイレ・ベビー設備も充実:多目的トイレ(入口幅115cm)、洋式トイレ、ベビーベッド、おむつ交換台、オストメイト対応などが整備されています。
- 駐車場には障がい者専用スペースあり:城近くの駐車場には身体障がい者専用の駐車スペース(有料・3台分)が設けられています。
- スロープや手すりの整備あり:城の近くにはスロープ(幅90〜120cm)や手すりが整備されており、歩きやすく配慮されています。しかし、天守の内部は階段のみで、昇降機やエレベーターは設置されていません。
- 介助者割引も用意:障がい者手帳をお持ちの方はご本人と付き添いの方が入場無料になる特典があります(車いす利用の場合は付き添い2名まで無料)。
ロープウェイはある?
犬山城には、天守やその麓に向かうためのロープウェイはありません。すべて徒歩で登る必要があります。
城の階段角度ランキング
現存天守(江戸時代までの天守が現存する12城)では、階段の角度が最も急な城として次の順位が知られています。
- 丸岡城:階段の傾斜は約65度。まるでハシゴのような急さで、手すりとロープ付きでも緊張感があります。
- 松本城・彦根城:最大で約61度。他の現存天守と比べてもかなり急な設計です。
- 犬山城:三階に上がる階段は約50度の角度で非常に急。敵の侵入を防ぐための構造とされています。
お城の階段はなぜ急勾配なのか?
昔のお城(特に日本の城)は、防ぐためによく考えられたつくりになっています。その一つが「階段がとても急」という点です。
なぜ階段が急かというと…
防御のための工夫
急な階段は、敵が素早く攻めてくるのを防ぐための設計です。登る時に足のリズムが乱れ、進みにくくなるため、防衛側に有利になります。石段が不揃いだったり暗くしたりすることで、さらに防御力を高めていました 。
距離を稼ぎ、視認しやすくするため
登り道を長くして攻め手との距離をあえて取る工夫もありました。ぐるりと回るように設計することで、敵が来るのを見つけやすく、安全に迎え撃てたのです
実際に上った感想
天守に登ってみて、正直めちゃくちゃ大変でした。急な階段に一段一段気を使いながら、前の人との距離を保ちつつ登る感じで、一歩ずつがすごく緊張しました。
段差も高くて、しかも滑り止めがない場所もあって、「足元どうしよう…」って何度も思ったんです。実際、滑りそうになってヒヤッとした瞬間もありました。
それに、私が行ったときは階段で小さな行列ができていて、「次どうぞ」って順番を守りながらじっくり登りました。そんな中、前の人がゆっくり登っていたりすると焦らなくてすむし、安全第一だなと思いました。
最後に外に出て天守の周りを一周できたときには、登ってきた苦労が一気に吹き飛ぶくらい感動しました。木曽川や城下町が見渡せて、本当にきれいで「来てよかったなぁ」と心から思ったんです。
登る前は「私にもできるかな?」って不安だったけれど、ゆーっくり慎重に進めば案外たどり着けます。怖いけど、最後の景色はきっとそれに見合う価値がありますよ。
よくある質問
- 営業時間と休みはいつですか?
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入場は朝9時から晩5時までで、正確に言うと「最終入場は午後4時30分まで」です。年末の12月29日~31日はお休みなので、注意してくださいね。混んでいる日は早めに締め切りになることもあります。
- 駐車場ってありますか?
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はい、あります!お城のすぐ下に市営の駐車場(第1駐車場など)や民間のコインパーキングがあります。普通車だけじゃなく、観光バスやバイクも停められるところもありますよ。
- 天守の中にトイレや休憩スペースはありますか?
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天守の中にはトイレも休憩所もありません。入場門をくぐったすぐ右側にトイレがありますので、そちらをご利用ください。体調がすぐれないときやお酒を飲んでいる場合は、入場をご遠慮いただくこともあるそうです。
まとめ 犬山城の階段の角度
ここまでの内容を簡単にまとめると、犬山城の階段は観光で一番印象に残る場所であり、登る前に心構えをしておくと安心できます。
角度はかなり急で、実際に足を運ぶと「想像以上だった」という声も多く聞かれます。私自身も最初は不安でしたが、体験してみると工夫しながら楽しめる魅力がありました。
ポイントを絞ると以下の通りです。
- 犬山城の階段は約50度の角度で、はしごのように急になっている
- スカートや着物など動きにくい服装は避け、滑りにくい靴が安心
- 小さな子供や高齢者も登れるが、大人の付き添いと休憩が欠かせない
- 天守閣にはエレベーターはなく、バリアフリー対応は限られている
- 最上階の展望から見える木曽川や城下町の景色は一見の価値がある
こうして振り返ると、犬山城の階段は「大変だけど挑戦したくなる体験」と言えます。危険に見えても、一歩一歩慎重に登れば十分に楽しめますし、その先に広がる景色は忘れられないご褒美です。だからこそ、観光の予定がある方は服装や準備を整え、少しの勇気を持って訪れてほしいと思います。きっと歴史と景色の両方を味わえる、特別な時間になるはずです。
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